企業が今注目するべき環境に配慮したECO印刷の重要性とは?


ブログ011OGP│企業が今注目するべき環境に配慮したECO印刷の重要性とは?


企業の環境保護活動にまつわる情報は、現在多くの企業から注目を集めています。その中でも、環境に配慮した「ECO印刷(エコ印刷 )」が注目を浴びています。本記事では、ECO印刷とは何か、どのような素材が使われるのか、そして環境に配慮した印刷を選ぶことのメリットや特徴について解説します。


このような方におすすめ

  • 印刷物を発注している広報や総務のご担当者様
  • 印刷物を発注している企業の代表者様

  • 印刷物を発注している広告代理店様

  • 印刷物を発注している個人様


このような悩みや課題を解決します

  • 環境に配慮した印刷に興味がある

  • SDGsに取り組む方法を思案している
  • 企業の環境活動、CSRに取り入れたい


目次[非表示]

  1. 1.ECO印刷とは
  2. 2.ECO印刷の特徴
    1. 2.1.環境対応紙「再生紙 」
    2. 2.2.環境対応紙「ストーンペーパー」
    3. 2.3.環境対応紙「FSC® 認証紙 」
    4. 2.4.環境調和型インキ「植物油インキ」
    5. 2.5.環境調和型インキ「Non-VOCインキ」
    6. 2.6.環境調和型インキ「バイオマスインキ」
  3. 3.ECO印刷が選ばれる理由
    1. 3.1.地球環境の負荷を減らす
    2. 3.2.CSR、SDGsへの取り組み
    3. 3.3.健康被害の抑制
    4. 3.4.企業イメージのアップ
  4. 4.まとめ


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ECO印刷とは

ECO印刷(エコ印刷 )とは、環境に優しい素材や技術を使い、印刷物の製造工程から廃棄まで環境に負荷をかけない印刷方法のことで、「ECO PRINTING(エコプリンティング )」や「環境配慮型印刷」とも呼ばれています。


ブログ011_03_ECO印刷(エコ印刷)の特徴、環境対応紙

著作者:Freepik


ECO印刷の特徴

ECO印刷で使用する素材は、地球環境に負荷をかけないものを使用します。例えば、環境対応の紙には、再生紙、FSC®認証紙、ストーンペーパーなどがあり、環境調和型インキには、植物油インキ、Non-VOCインキ、バイオマスインキなどがあります。

また、オフセット印刷において環境対応型印刷機では、省エネが実現できるため、印刷時のエネルギー使用量を低減し、温室効果ガスの排出量を抑えられます。


環境対応紙「再生紙 」

再生紙とは、リサイクルされた古紙から作られる紙のことです。古紙は回収され、不純物や汚れを取り除かれます。その後、パルプ化して新しい紙を作ります。再生紙は、一般的な紙と同様に多くの用途に使用されます。例えば、書類や印刷物、封筒、段ボール箱、トイレットペーパーなど、私たちの日常生活でよく使われる製品に使われています。


環境対応紙「ストーンペーパー」

ストーンペーパーは、石灰石の粉末と非毒性樹脂のポリエチレンを主原料として作られる紙で、従来の紙と異なり原料に木材を使用せずに製造されるため、森林の伐採を抑え環境に優しい選択肢となります。また、耐水性や耐久性があり、書く・印刷する・折りたたむことも可能で、使用後は一般ごみと同様に処理され、有毒なガスを発生させることなく焼却できます。


環境対応紙「FSC® 認証紙 」

FSC®認証紙とは、FSC®が定める森林管理の10の原則と基準に基づき適切に管理された認証森林の木材から作られた環境配慮型の用紙です。FSC®認証紙を使用することは、森林の生物多様性や、そこに暮らす人・働く人の権利を守り、経済的に持続可能な森林管理を世界に広めることにつながります。


ブログ011_01_ECO印刷(エコ印刷)とは


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環境調和型インキ「植物油インキ」

植物油インキは「ベジタブルインキ」とも呼ばれ、再生産可能な大豆油、ヤシ油、パーム油、亜麻仁油、桐油など植物由来の油、及びそれらを主体とした廃食用油などをリサイクルした再生油、または植物油を原料としたインキです。石油系溶剤よりも環境に優しく、生分解性があり、VOCの排出も少ないため、環境負荷低減に貢献します。


環境調和型インキ「Non-VOCインキ」

Non-VOCインキとは、インキ成分中に石油系溶剤を含まない環境や人体に優しいインキで、環境に配慮しているという点において、植物油インキよりもさらに進んだインキです。 VOC とは揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称で、石油系溶剤を含むインキから排出されます。


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環境調和型インキ「バイオマスインキ」

バイオマスインキは、植物由来の再生可能な資源から作られるインキです。バイオマスとは植物由来の有機物質や生物由来の廃棄物など、自然界に存在する再生可能な資源の総称で、例えば、木材、農作物の残渣、家畜の排泄物、食品廃棄物などがバイオマスに含まれます。


ブログ011_02_ECO印刷(エコ印刷)の特徴、環境調和型インキ


ECO印刷が選ばれる理由

環境保護を意識した企業や個人が、ECO印刷を選ぶ理由は、大きく以下の4つに分けられます。


地球環境の負荷を減らす

ECO印刷は環境負荷を減らすために、再生可能な資源の使用、エネルギーと水の節約、有害物質の排出の低減、廃棄物の最小化とリサイクルなどの要素を取り入れています。これにより、森林伐採や石油ベースの原料使用の削減、エネルギー消費の抑制、廃棄物処理の軽減など、環境に対する負荷を減らせます。


CSR、SDGsへの取り組み

ECO印刷は、環境への負荷軽減やSDGsへの貢献を目指し、環境に配慮した印刷手法を採用しています。さらに、労働条件の改善や地域社会への貢献など、社会的責任も果たしています。これらの取り組みは、企業や個人が持続可能な社会の構築に貢献していることを示し、ECO印刷の選択に対する理由となります。


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健康被害の抑制

一般的な印刷方法では、有害な化学物質や揮発性有機化合物(VOC)を使用する場合があるため、印刷工程中に発散し、室内や大気中に残留する可能性があります。一方、ECO印刷では環境に配慮したインキや材料を使用し、化学物質の使用量を削減できるため、印刷物に触れる人々や環境への潜在的な健康リスクを低減するできます。


企業イメージのアップ

ECO印刷は、企業の環境への配慮と持続可能性への取り組みを示せるため、企業イメージのアップにつながります。SDGsを意識する顧客やステークホルダーは、環境にやさしい取り組みに共感し、社会的責任を重視する傾向があります。ECO印刷を採用することで、企業は環境に対する意識をアピールし、ブランド価値を高められます。


ブログ011_04_ECO印刷(エコ印刷)が選ばれる理由、企業イメージのアップ


まとめ

持続可能な社会実現にむけて、SDGsの機運が高まりつつある昨今、ECO印刷は、印刷業界の中で環境保護に配慮した取り組みとして、今後更なる発展が期待されており、環境保護とCSRへの取り組みを強化したい企業や個人にとって、ECO印刷は有力な選択肢のひとつとして注目されています。

山藤三陽印刷では、環境配慮型の印刷として2022年に世界初導入した環境対応型の印刷機やノンVOCインキなどを組み合わせることにより、お客様が低コストで簡単に無理なくSDGsに取り組めるようなソリューション「UTILIZE 」を提供しています。


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UTILIZE編集部
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山藤三陽印刷株式会社のマーケティングチームです。 SDGsに貢献する地球環境に優しい印刷ソリューションのコンテンツをお届けしていきます。

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