印刷データからebook化!環境に配慮した活用方法から事例のご紹介
印刷データからebookが作成できることをご存知でしょうか?
近年、SDGsの観念から電子化、ペーパーレス化が進んでいます。ペーパーレス化まではいけないが、現状のPDF環境をより使いやすいものにしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ebookの概要からメリット、SDGsや環境に配慮した活用方法についてわかりやすく解説します。
このような方におすすめ
ebookを検討している方
印刷物の制作ご担当者様
広報のご担当者様
目次[非表示]
- 1.ebookとは?
- 2.ebookのメリットと有効活用法
- 2.1.デバイスだけでいつでもどこでも読める
- 2.2.コスト削減とSGDs対策に
- 2.3.ログデータの収集で記事の閲覧状態をチェック
- 2.4.簡単に修正ができ常に最新情報をご提供
- 2.5.重たいPDFから脱却!電子ブックでサクサク閲覧
- 2.6.リンク機能を活用しカタログをebook化
- 2.7.ログデータ解析で読まれるWeb資料へ
- 3.ebookの事例紹介
- 3.1.電子カタログ化している事例
- 3.2.ホワイトペーパーの事例
- 3.3.デジタルの利便性と紙の魅力
- 4.まとめ
ebookとは?
ebookはパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデジタル媒体で本のように閲覧できるツールで、電子ブックやデジタルブック、デジタルカタログなどと呼ばれています。
PDFと異なりHTMLベースで構築されているため、ダウンロードの必要はなく本のようにめくって読めます。データ容量も少ないのでサクサクと読めるのがebookの魅力です。
弊社では約10,000社で導入されているebook作成ツール「Actibook」を使用したebookの作成が可能です。
ここからは「ebook」のメリットについてご紹介いたします。
ebookのメリットと有効活用法
ebookの主なメリットと有効活用法は下記のとおりです。
デバイスだけでいつでもどこでも読める
コスト削減とSGDs対策に
ログデータの収集で記事の閲覧状態をチェック
簡単に修正ができ常に最新情報をご提供
重たいPDFから脱却!電子ブックでサクサク閲覧
リンク機能を活用しカタログをebook化
ログデータ解析で読まれるWeb資料へ
デバイスだけでいつでもどこでも読める
ebookの最大のメリットは冊子を持ち歩く必要がないことです。
スマートフォンやタブレットなどのデバイスがあればいつでもどこでも閲覧できるところです。ネット環境さえあればURLだけで何冊ものebookを読むことが可能になります。
コスト削減とSGDs対策に
印刷データからebook化することにより印刷部数を抑えコストの削減ができ、ペーパーレス化を進めることでSDGsの取り組みに繋がります。
しかし、印刷物すべてをebook化するとデジタル媒体に慣れた人だけに向けたものになってしまうので、デジタルが苦手な層に向けて手元に残る印刷と、Web上で不特定多数に配布する場合はデジタルと使い分けすることをおすすめします。
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ログデータの収集で記事の閲覧状態をチェック
ログデータを収集することでebookのログ解析ができるようになります。
PDFの場合、ダウンロード数しか計測ができませんがebookでは実際にどのページがどのくらい読まれているのか、読み飛ばされているページはないかチェックできるようになります。
簡単に修正ができ常に最新情報をご提供
PDFの場合、PDFの修正から再アップロード、リンクの変更など差し替えに手間がかかります。ebookではURLを変えずに内容を更新できるため、常に最新の情報を掲載できます。先述のログデータを元に、記事内容の修正や次号制作時の改善点を見つけ、より良い記事に修正していきましょう。
重たいPDFから脱却!電子ブックでサクサク閲覧
データ量の大きいPDFをそのままアップロードしていませんか?
閲覧者の回線速度や媒体によってPDFを開く時間は大きく変わります。Web掲載用に軽量化されていたとしても写真点数によっては重たいPDFのままになってしまいます。ebookはWebでの閲覧用に最適化されたデータになるため、閲覧者にストレスなく読んでいただけます。
リンク機能を活用しカタログをebook化
ebookではリンク設定が簡単に設定できます。
リンク機能を活用し既存のカタログをebook化するのはいかがでしょうか。
PDFでも同様の機能はありますが、ebookではQRコードをクリックするとリンク先に飛び、お問い合わせやご注文へとスムーズに移行できます。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
ログデータ解析で読まれるWeb資料へ
「資料のダウンロードはされているけど、問い合わせは来ない…」
このような経験ありませんか?
資料が読まれていても問い合わせやご注文がなければ意味がありません。
PDFではダウンロードされた回数までは把握できますが、資料の一番読まれているページ、読まれていないページを解析することはできません。ebookはログデータを解析し、読まれるページと読まれないページを計測し原因を解析することで資料の改善点が明白になります。より読まれる資料になるよう適切な修正を加え改善していきましょう。
ebookの事例紹介
ebookを活用しているおすすめの事例を紹介します。
電子カタログ化している事例
ホワイトペーパーの事例
電子カタログ化している事例
山藤三陽印刷のソリューション「UTILIZE(ユートライズ)」
ホワイトペーパーの事例
山藤三陽印刷の「ARBOOK」
詳しい資料はこちら
デジタルの利便性と紙の魅力
デジタル化すると持ち運びが便利で費用も削減できます。
紙媒体の良さはデジタルが苦手な層に情報が届けやすく、保管性と実際に触れて繰り返し読んでもらうことで、記憶への定着力が高いというメリットがあります。
エンボスや箔押しなど後加工により高級感を与え、型押しや型抜き、折加工による遊び心を持たせるなど、紙だからこそできる表現方法がたくさんあります。
デジタルと紙の良さを理解し、適材適所に使い分けて使用していきましょう。
まとめ
本記事ではebookの機能とメリットについて解説しました。
ebookを活用すればコスト削減からSDGs対策、そして重たいPDFでの運用からいつでもどこでもさくさく読めるWeb媒体へと変えていけます。
ebookは既存の印刷データまたはPDFから作成ができるので、ebookに興味をお持ちでしたらぜひご相談ください。
実はebook化以外に印刷でもSDGsにも貢献できるって知っていますか?
印刷する用紙をFSC®認証紙を使用することでSDGsの取り組みに貢献ができます。今すぐebook化は難しいけれど印刷でSDGsの取り組みを始めたい方は、ぜひ資料のダウンロードまたはお問い合わせください。