初めてでも簡単!環境に配慮したパンフレットの制作・印刷ナビ
本記事では環境に配慮したパンフレット作成のポイントをご紹介します。目的やターゲット、配布場所、環境に配慮した素材選びまで、パンフレット作成の前に押さえるべきポイントをまとめました。記事を読んで、より効果的なパンフレット作成に役立ててください。
このような方におすすめ
- 印刷物を発注している広報や総務のご担当者様
印刷物を発注している企業の代表者様
印刷物を発注している広告代理店様
印刷物を発注している個人様
このような悩みや課題を解決します
環境に配慮したパンフレットを印刷したい
ターゲットやコンセプトについて悩んでいる
どのような情報を掲載すべきか悩んでいる
原稿制作の時間がなくて困っている
デザインと印刷をまとめて発注したい
目次[非表示]
- 1.パンフレットとは?
- 2.パンフレットを作成する前に考えること
- 3.パンフレット制作のポイント
- 3.1.コンテンツを簡潔にまとめる
- 3.2.パンフレットの仕様を決める
- 3.3.視認性の高いレイアウトにする
- 3.4.デザインに統一感をもたせる
- 3.5.目を引くデザイン要素を取り入れる
- 3.6.コール・トゥ・アクションを配置する
- 3.7.環境に配慮した素材選び
- 4.まとめ
■印刷物のお見積もりがほしい方におすすめ!
パンフレットとは?
パンフレットは、情報を伝えるために使用される印刷物の一種です。通常は製本加工された紙で、冊子の形をしています。パンフレットは広告や宣伝の手段として広く利用されており、企業や組織が自社や商品、サービスについての情報を伝えるために作成します。
また、パンフレットは手に取りやすく持ち運びがしやすいため、イベント会場や店舗のカウンター、観光案内所などで配布されることが一般的です。読者は手軽に情報を入手でき、興味を持った場合には詳細な情報源にアクセスするきっかけとなることもあります。
著作者:yeven_popov/出典:Freepik
パンフレットを作成する前に考えること
パンフレットを作成する前に、まずは目的やターゲット、コンセプトを明確にしましょう。そうすることで、より効果的なパンフレットを作成できますので以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
- 作成の目的を明確にする(パンフレットの必要性)
- ターゲットを明確にする(誰にどんな情報を届けたいのか)
- 使用場所を明確にする(屋内、屋外の会場や展示場など)
- 使用期間を明確にする(通年、期間限定など)
- 配布方法を明確にする(手渡し、ラック設置など)
- 予算を明確にする(パンフレットのデザイン費、印刷費など)
パンフレット制作のポイント
この記事では、パンフレット制作の基本的なポイントについて簡単に説明します。パンフレットの制作は、目的やターゲットによっても変わってくるため、要件に合わせて考えましょう。
コンテンツを簡潔にまとめる
パンフレットは情報を簡潔に伝えるためのツールですので、主要なメッセージを明確に伝えることが重要です。文言を適切に選び、必要な情報だけを含めるようにしましょう。また、見出しや箇条書きなどを活用して読みやすさを向上させましょう。
著作者:vector4stock/出典:Freepik
パンフレットの仕様を決める
パンフレットを作成する際には、その仕様を決めることが重要になります。一般的なA4やA5サイズ、折り加工、製本方法など、目的や配布方法に応じた選択肢を検討しましょう。
また、印刷色を決めるのも全体予算に影響しますので重要な要素のひとつです。4色フルカラーにするのか、モノクロ1色にするのか、要件に合わせて最適なものを選択しましょう。
視認性の高いレイアウトにする
パンフレットの目的や内容に応じて、適切なレイアウトを選びましょう。情報がわかりやすく伝わるように配置し、読み手の興味を引く要素を組み込むことが重要です。
また、パンフレットを制作する際の注意点として、情報量が多すぎないようにすること。見やすさと情報量はトレードオフの関係にあるため、必要最低限の情報をまとめるようにしましょう。また、文字や画像が多すぎると圧迫感が出るため、余白を多く設けることで、視認性を向上させられます。
デザインに統一感をもたせる
パンフレット全体に統一感を持たせるために、テーマやアイデンティティを明確にしましょう。配色、フォント、グラフィックスタイルなどを統一することで、全体的にまとまりがある印象を与え、プロフェッショナルな仕上がりになります。
また、パンフレットのデザインは、内容や目的に応じて適切なものを選ぶことが重要です。例えば、イベントやファッション商品のパンフレットには華やかで鮮やかな色使いのデザインを、一方、ビジネス向けのパンフレットにはシックで落ち着いたイメージのデザインを選ぶことが適切です。
目を引くデザイン要素を取り入れる
パンフレットには、ターゲットの興味関心に合わせたデザインを取り入れることで、パンフレットに興味を持ってもらいやすくなります。例えば、鮮やかなイメージや写真、図表、グラフィックスなど、視覚的に引き付ける要素を取り入れることで、パンフレットを手に取ってもらう確率が上がります。
コール・トゥ・アクションを配置する
パンフレットの最後には明確なコール・トゥ・アクションを配置しましょう。読み手に対して具体的な行動を促すことで、目的を達成しやすくなります。
コール・トゥ・アクション(Call-to-Action)とは、読者や視聴者に対して具体的な行動を促す文言や要素を指します。例えば「今すぐご予約を!」「お問い合わせはこちら!」といったコール・トゥ・アクションがあります。
環境に配慮した素材選び
最後に、パンフレットの印刷に使用する用紙やインキを選択します。イラストや画像を使用するデザインでは、印刷用紙の質感によって印象が異なりますので、光沢のあるコート紙やマットな質感のマットコートなど用途にあったものを選択しましょう。
FSC®認証紙のように環境に配慮した用紙を選択すると、パンフレットに環境マークを表示できるため、企業の環境活動をPRできるほか、社会的評価も向上します。さらに、FSC®はSDGsの14の目標と40項目のターゲットに貢献しているため、企業が取り組むSDGsにも有効です。
また、印刷に使用するインキには「ノンVOCインキ」や「植物油インキ」のような環境調和型のインキを使用することでより環境に配慮した印刷が可能です。
まとめ
本記事では、印刷物のパンフレット制作におけるポイントについて説明しました。パンフレット作成の前には目的やターゲットを明確にし、コンテンツの簡潔さや、統一感のあるデザイン、そして環境に配慮した素材選びなどに注意することが重要です。これらのポイントを押さえることで、効果的なパンフレットを作成することができます。是非、参考にしてみてください。
山藤三陽印刷では、環境配慮型の印刷として2022年に世界初導入した環境対応型の印刷機やノンVOCインキなどを組み合わせることにより、お客様が低コストで簡単に無理なくSDGsに取り組めるようなソリューション「UTILIZE 」を提供しています。
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