結婚式の印刷物は式場?印刷会社?失敗しない選び方完全ガイド
結婚式の招待状や席次表、メニュー表など──
一生に一度の大切な日だからこそ、「印刷物にもこだわりたい」と思う方は多いはずです。そんな想いを形にする手段のひとつが、“印刷会社への依頼”です。
印刷会社に頼めば、自分たちのペースで、理想のデザインや演出を実現できます。
本記事では、式場依頼との違いや印刷物の種類、準備の進め方までをわかりやすくご紹介します。
式場?それとも印刷会社?印刷物の“後悔しない”頼み方 結婚式の準備に欠かせない印刷物。招待状や席次表、席札、メニュー表など、ゲストに直接触れる重要なアイテムだからこそ、どこに依頼するかが大切です。今回は、結婚式会場に依頼する場合と、自分で印刷会社に依頼する場合のメリットとデメリットから、結婚式が多い月ごとのスケジュールと準備のコツ、さらには用意すべきデータの一覧までまるごと解説します! |
このような方におすすめ
コストを抑えながら理想のデザインを実現したい方
テンプレートではなくオリジナル招待状を作りたい方
- デザイン経験者やクリエイティブな趣味を持っている方
- 時間に余裕があり、準備を楽しみながら進めたい方
- ゲスト一人ひとりに気持ちを込めたメッセージを添えたい方
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結婚式を彩る印刷物は「おもてなし」そのもの
なかでも欠かせないのが、招待状・席次表・席札・メニュー表・プログラム・サンクスカードの6種類です。
どれも大切な役割を持ち、式全体の印象を左右するアイテムばかり。
それぞれの役割や準備のポイントを詳しくご紹介します。
招待状
役割:ゲストへの正式な案内状 | |
内容・準備する情報
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|
招待状に同封する主なアイテム | |
招待状本状 |
日時・場所・ホスト名などの正式な案内文 |
返信はがき |
出欠返信用(切手付きが一般的) |
封 筒 |
招待状を入れる封筒 |
宛名ラベル |
ゲストの宛名入りラベル |
会場案内図 |
式場までの地図 |
メッセージカード |
二次会案内や受付依頼などに使用 |
POINT |
式の雰囲気に合ったデザインで統一感を |
席次表
役割:ゲストが自分の席を確認するためのガイド | |
内容・準備する情報
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POINT |
見やすさと心配りが伝わるレイアウトを |
席札
役割:ゲストの席を示す札 | |
内容・準備する情報
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POINT |
感謝の気持ちを込めた一言があると特別感アップ |
メニュー表
役割:提供される料理・ドリンクの案内 | |
内容・準備する情報
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POINT |
料理への期待感を高める洗練されたデザインを |
プログラム(式次第)
役割:挙式や披露宴の流れを案内 | |
内容・準備する情報
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POINT |
シンプルで分かりやすいデザインを |
サンクスカード
役割:引き出物と一緒にゲストへ感謝を伝えるカード |
内容・準備する情報
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POINT |
手書きの一言があると、気持ちがより伝わります |
式場と印刷会社、どっちに頼む?
メリット・デメリットを比較!
結婚式の印刷物は「結婚式会場に依頼する」か「自分で印刷会社に依頼する」かで、それぞれにメリット・デメリットがあります。準備のスタイルやこだわりたいポイントに応じて、最適な方法を選びましょう。
▼式場と印刷会社の比較 | ||
比 較 |
式場に依頼 |
印刷会社に依頼 |
費 用 |
割高になりがち |
コストを抑えやすい |
自由度 |
テンプレート中心 |
オリジナル |
手 間 |
少なくて済む |
自分で管理 |
統一感 |
会場装飾と合わせやすい |
自由度高いが調整が必要 |
納期・柔軟性 |
急な変更に強い |
スケジュール管理が必要 |
どちらにも魅力がありますが、「効率・安心感」を重視するなら会場依頼、「費用・オリジナリティ」を大切にしたいなら印刷会社依頼がおすすめです。自分たちのスタイルに合った方法を選びましょう。
POINT |
式 場 ▶ 忙しくて任せたい人、統一感を重視する人 印刷会社 ▶ コスト重視、デザインにこだわりたい人、時間に余裕のある人 |
結婚式が多い月&印刷物の準備スケジュールまとめ
▼人気の結婚式シーズン(月別)
月 |
特 徴 |
印刷準備の開始目安 |
1月 |
雪景色が美しいが、式は少なめ |
9月下旬〜10月上旬 |
2月 |
寒さが厳しくオフシーズン |
10月中旬〜11月上旬 |
3月 |
雪解け&年度末で控えめ |
11月中旬〜12月上旬 |
4月 |
道内で桜が咲き始める人気シーズン |
12月末〜1月上旬 |
5月 |
新緑と安定した気候で人気シーズン |
2月初旬〜中旬 |
6月 |
梅雨がないため人気のジューンブライド |
3月中旬〜4月上旬 |
7月 |
夏の観光シーズン。初夏の自然が魅力 |
4月中旬〜5月上旬 |
8月 |
お盆・観光ピークで敬遠されがち |
5月中旬〜6月上旬 |
9月 |
気温が安定し、秋婚スタートの人気月 |
6月中旬〜7月上旬 |
10月 |
紅葉と爽やかな気候で一年の中で最も人気 |
7月初旬〜中旬 |
11月 |
落ち着いた紅葉シーズン。初雪の前で穴場感も |
8月中旬〜下旬 |
12月 |
クリスマス婚や冬の少人数式が増加傾向 |
9月中旬〜10月上旬 |
POINT |
印刷物は挙式の2〜3ヶ月前までに完成が理想です。 印刷会社への相談は3〜4ヶ月前にはスタートしましょう。 |
印刷会社に依頼する場合の準備スケジュール例
例えば10月に挙式する場合、いつ頃から動き始めるのがベストなのでしょうか?
▼以下のスケジュールを参考に、逆算して準備を始めましょう。
時期 |
作業内容 |
6月末〜7月上旬 |
印刷会社選定・お見積り・デザイン相談 |
7月中旬〜8月上旬 |
招待状デザイン確定・校正 |
8月中旬 |
招待状印刷・納品/返信待ち |
9月中旬〜下旬 |
席次表・席札・メニュー制作 |
10月上旬 |
最終納品・式場への持ち込み |
印刷会社に頼むならここに注意!5つの準備ポイント
1. 納品日から逆算してスケジュールを組もう
挙式直前はバタバタしがち。1週間以上前の納品がおすすめ。
2. 式場への持ち込み可否を事前確認
- 持ち込みNG、持ち込み料がかかる場合もあります。
3. ゲスト確定前と確定後で作るものを分ける
- 招待状は早めに、席次表・席札はギリギリでOK!
4. デザインにこだわるなら早めに相談を
- 箔押し・特殊紙・イラスト入りなどは納期に余裕が必要。
5. サンプルの相談 or 過去事例を見せてもらおう
- 紙質・印刷のクオリティを確認することで安心して発注できます。
まとめ │ 後悔しないための“使い分け”がカギ
印刷物の準備は、「どこに頼むか」で仕上がりもコストも変わります。
だからこそ、印刷会社と式場、それぞれの強みをうまく使い分けることがポイントです。
たとえば、早めに準備できるオリジナル招待状は印刷会社にお願いして、こだわりのデザインを実現。一方、変更が出やすい席札や席次表は式場に任せて、安心して当日を迎える。そんなふうに、自分たちのペースやこだわりに合わせて選ぶことで、準備ももっと楽しくなります。
「もっと早く動いておけばよかった…」なんて後悔をしないために、準備は早め・丁寧・自分らしくがいちばん。
「こんな雰囲気にしたいんだけど…」というざっくりした相談でも大丈夫。
印刷会社なら、あなたのイメージを一緒にカタチにするお手伝いができます。
まずは、無料見積もりから、お気軽にご相談ください。
その一歩が、きっと理想の結婚式につながっていきます